老人ホーム等事業用土地有効活用のご案内

土地活用の流れ

1. 1.事前ヒアリング

   登記簿謄本や測量図などの物件資料をご準備のうえお問い合わせください。

2. 2.調査

   都市計画上、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅が建設可能な立地なのか、どの程度のボリュームの老人ホームが建設可能なのか検証させて頂きます。また行政へ特定施設入居者生活介護の枠が残っているかなどの調査を行ったうえ運営会社への提案資料を作成致します。

3. 3.運営会社募集

   当社提携の老人ホーム運営会社へ事業者募集の営業活動を行います。デイサービス、小規模多機能、障害者グループホームなど事業内容によっては提携事業者以外の事業者を幅広く募集します。

4. 4.契約

   運営事業者が決まりましたら事業用賃貸借の予約契約を締結し着工へと進みます。

5. 5.着工・竣工引渡し

   運営会社もしくは地主指定の施工業者により施工し竣工の後、事業用賃貸借契約を事業者と締結し引渡しします。

土地活用のメリット

根強いニーズと介護報酬による安定的な収入

高齢社会に突入している日本において根強いニーズがある事業です。また賃借人である介護事業者は介護保険の保険料や税で介護報酬が賄われていることから長期に安定的に収入が見通せることが魅力の一つです。

社会貢献

オーナーとして儲かったら良いというだけでなく。介護虐待や介護での離職問題などを防止する社会貢献の一環として捉えて投資いただけます。

ご自身に介護が必要になった際も安心です

ご自身がオーナーとして所有している老人ホームに入居することができます。将来、介護が必要になってもご自身が所有している老人ホームであれば安心して入居いただけることでしょう。また現在要介護の方を身内に抱えていらっしゃる方でもご入居いただくことができます。

土地活用のデメリット

老人ホームは設計上、他業態への転用が難しい業態です。賃借人である運営事業者が撤退した場合、基本的には同業態の老人ホーム運営事業者を探すことになります。賃貸マンションの場合、1室抜けても他居室による賃料収入がカバーしてくれますが一括借り上げの場合、事業者が見つかるまでの間、賃料収入は0です。

当社実績活用例(不動産再生事業):日本初の有料老人ホームからホテルに転用

住宅型有料老人ホーム運営会社が低稼働率のため撤退した空老人ホーム物件に対し、リノベーションしたうえ、ホテル運営会社を誘致し、平成29年6月センチュリオンホテル&スパ倉敷として開業致しました。本事業は老人ホーム撤退物件とホテル運営会社のマッチング、老人ホームからホテルへの用途変更手続き、リノベーションに伴う設計デザイン業務を実施し、全体の事業コンサルティングを請け負いました。

プロジェクト責任者:吉田悠吾より

当初は老人ホーム撤退物件のオーナー様から大手の有料老人ホーム運営会社を紹介して欲しいというのが最初のご依頼でした。しかしながら希望される賃料では老人ホームの誘致は難しく、倉敷駅前の好立地であることから倉敷に増加傾向であったインバウンド向けのホテルへのリノベーションを提案させて頂きました。時代に応じた「お客様視点」での付加価値の創出に取り組んだことが、社会から求められる高収益の不動産に再生できたのではないかと考えております。オーナー様にとって老人ホームの残債がありながらホテルへの再投資という難しい決断になりましたが結果的にご満足いただき嬉しく思っています。

老人ホームの窓口では以下の条件に当てはまる土地を探しています